大島由香里 ニュースの“合間の3秒”の意味を力説「あれって実はめちゃくちゃ大事」

[ 2022年7月3日 14:46 ]

フリーアナウンサーの大島由香里
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 フリーアナウンサー大島由香里(38)が3日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、ニュースキャスターとして大事にしている「間」について語った。

 番組では、限りある時間をどれだけ効率的に使えるかを重視したタイムパフォーマンス(タイパ)という考え方について特集。動画コンテンツを倍速で見たり、本のあらすじをまとめたアプリが人気になったり、イントロが短い楽曲がカラオケで歌われたりといったことをする人が増えてきているという。

 大島は「前奏でワクワクするのに…と思っちゃうのは昭和感覚なのかなっていうね。『LOVE PHANTOM』なんか、あの前奏を聞いているのが良かったんだけどな」とコメントした。

 あらゆるものに時短を求められる中、大島にはキャスターとして大事にしなければいけない時間があるという。「これ、短いけどめちゃめちゃ大事なんだよというのが1個あって」と明かしたのは、ニュースとニュースの合間のほんの3秒ほどの「間」だという。「ニュース番組でニュースキャスターがVTRを見て、VTR明けでスタジオに戻って来て、キャスターが“はい…では次です”という瞬間あるじゃないですか?あれって実はめちゃくちゃ大事で」と語った。

 ほんのわずかな時間に、キャスターとしての表現の限りが凝縮されているという。「もちろん、ニュースをちゃんと見ているよというアピールもあるし、そのニュースを見て自分はどういうふうに感じて意見を持っているよというのを顔で表し、そして次のニュースに切り替えるんだよ、というあの3秒が、めちゃめちゃ実は大事」と力説した。

 大島はその技術を、キャスターでジャーナリストの安藤優子氏から学んだという。「(安藤氏が)別におっしゃっていたわけじゃないんですけど、“安藤さん、こういうふうに使っているんだな”というのを(学んだ)。めちゃくちゃ大事な2秒、3秒だなって」と感心していた。

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2022年7月3日のニュース