落合博満氏 フランスに完敗のラグビー日本代表に「一番、番狂わせの少ない競技なので…」

[ 2022年7月3日 10:27 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が3日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ラグビー日本代表(世界ランキング10位)が2日、今年の欧州王者フランス(同2位)と対戦し23―42で敗れたことについてコメントした。

 通算の対戦成績は日本の1分け10敗となった。前半3分、自陣スクラムからのバックスの攻撃でトライを許した日本だが、同6分に前日急きょ先発が決まったSO李承信(神戸)がPGを決め3点を返す。同14分には自陣から連続攻撃で相手ゴールに迫ると、No・8テビタ・タタフ(東京SG)が自慢のパワープレーで約5メートルを突破し中央に逆転トライ。その後は日本が1PG、フランスは2PGを決め、13―13で前半を終えたが、後半は一転、一方的に攻められる展開で、5分、ラインアウトを起点にWTBマティス・ルベルにトライを許すと、18、22、28分と次々にトライを許して勝負あり。日本の得点はロスタイムに挙げたWTBシオサイア・フィフィタ(花園)による1トライと1PGのみだった。

 司会の関口宏に「落合さん、ご覧になっていた?」と聞かれた落合氏は、「いや、仕事で見ていなかったです」と明かし、関口の「だけど日本は強くなったイメージありません?」には「強くなったイメージはありますけどもね、やっぱり一番、番狂わせの少ない競技なので、その通り、順番通りに出るのかなっていう感じですね」と自身の印象を話した。

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2022年7月3日のニュース