フジ解説委員 京都新聞HD元相談役告発「見て見ぬふりを34年間…メディアとして信頼にかかわる問題」

[ 2022年7月1日 10:18 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。京都新聞ホールディングス(HD、京都市)が大株主で相談役だった白石浩子氏(81)に高額な報酬を継続的に支払っていた問題で、子会社の京都新聞社の社員も加入する労働組合「関西新聞合同ユニオン」が29日、浩子氏と、息子で過去にHD代表取締役を務めた京大氏(48)に対する会社法違反容疑の告発状を京都地検に提出したことに言及した。

 この問題を巡りHDは4月、報酬に見合う業務は認められなかったとし、会社法違反だとの第三者委員会の報告書を公表している。報告書は、浩子氏が相談役を務めた34年間に子会社分も含めて総額16億円超の報酬があったと認定した。ユニオン側はこうした報酬が、会社法が禁じる形の利益供与に当たると主張している。

 風間氏は「34年間じゃないですか、19億。今までずっとみんな面倒にはかかわらないようにしようとか、あるいは見て見ぬふりをして34年間この状況が続いてきたわけですよね。特にメディアとしては、これはまずかろうという信頼に直接かかわる問題だと思いますね」と自身の見解を述べた。

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2022年7月1日のニュース