EXIT　「底辺職業ランキング」に苦言「嫌な思いをする人がいるランキングはダメ」

EXITのりんたろー。（左）と兼近大樹
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　お笑いコンビ「EXIT」が30日、ABEMA「Abema　Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）に生出演し、就活情報サイトが掲載して批判が殺到した「底辺職業ランキング」について私見を語った。

　サイトでは、肉体労働や単純作業、低収入労働などを「底辺の職業」と表現し、そこから抜け出すための方法を指南していた。12の職種を根拠不明の理由でランキング化しただけでなく、それらの職種が社会活動に必要不可欠なものであったため、SNSなどで批判の的になった。

　昨年5月に掲載されたものだが、最近になって問題視され、6月までにサイトから削除された。りんたろー。は「去年5月のものがまた上がってきたってことなんですけど、去年でもダメはダメですよね」と一刀両断。「ランキング自体が（時代的に）なかなか難しいのかな」とも話した。

　ランキングに関しては、自身も複雑な思いがある様子。「僕も吉本男前ランキング5位で、ブサイクランキング2位なんですけど」と明かし、「どっちもできなくなって、なくなったんですけど、嫌な思いをする人がいるランキングというのはなおさらダメですよね」とコメントした。

　兼近大樹は「注目されるために何かを傷付けなければいけない時代というか、注目されるために絶対に誰かが嫌な思いをすることをするじゃないですか？今って。（記事の）タイトルもそうですけど、イベントもそうですけど」と指摘。「これは完全に相手しちゃいけないものだと思うんですよね。何かを傷付けているものを排除していくのは大事かなとは思います」とも話した。