板野友美 ブランド立ち上げてぶち当たった壁 芸能人ブランドへのバッシング「しょうがないと思っている」

[ 2022年6月21日 15:54 ]

板野友美
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 板野は先月、ディレクター兼代表取締役を務めるファッションブランド「ロージールーチェ」を立ち上げた。店舗での販売は行わず、すべてオンラインで販売。販売をスタートすると即完売の人気ぶりとなっている。

 デザインから交渉、コスト管理まで強いこだわりを持って、すべてに関わっているという板野は「やっぱり納得いかないものって出したくない」「やっぱり原価はいくらに設定して結局はやっぱり何%の利益がでるっていうのをちゃんと計算しないと、会社つぶれちゃうんで」と社長業にまい進。それでも、立ち上げ前は“新参者”として多くの壁にもぶつかった。「このブランドを買ってくれるかも予想がつかないので、なるべく最初は余らないように、在庫を抱えないような数で、少しずつやっていきたいなっていう思いもあった。いきなり何百着とか何千着のオーダーもできないので、少なめにやってくれるところを探すのがすごく難しかった」と明かし、さまざまなメーカーと交渉を続け、少ない量でも生産してくれる会社を見つけることができたという。

 さらに、芸能人のブランドであるがゆえのバッシングもあった。ブランド立ち上げを発表すると、「デザインしかしてないでしょ?」「ちょっとだけしか関わってないんでしょ?」「お金は後ろの人が出してくれているんでしょ?」という偏見の声も多かった。それでも、板野は「絶対に最初から“いいね”って評価されることのほうが少ないと思う。最初は何度も失敗したり、いろいろな壁が来るけど、それを乗り越えてどんどん良くなっていくっていうのが普通だと思う。最初のマイナスな意見とかは基本的にしょうがないと思っているので、マイナスの意見をどうやって跳ね返していけるか、私の思いをどうやって伝えていけるかをすごく考えます」と批判の声も前向きにとらえているという。「ちゃんと自分たちでお金も全部出しているし、何なら100%自分たちで全部やっているので、そこは自信をもって、自分の中でちゃんと整理はついています」とした。

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2022年6月21日のニュース