木村拓哉 “特別な親近感”信長役に「名誉」 東映70周年記念映画で綾瀬はるかと夫婦役

[ 2022年6月21日 13:56 ]

東映70周年記念の新作映画発表会見に登壇した(左から)脚本の古沢良太氏、木村拓哉、綾瀬はるか、大友啓史監督(撮影・藤山 由理) 
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 歌手で俳優の木村拓哉(49)と女優の綾瀬はるか(37)が21日、都内で行われた東映70周年を記念する映画「THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド・アンド・バタフライ)」(監督大友啓史)の企画発表会見に登場した。

 木村は、東映作品に初出演で、綾瀬とは映画初共演となる。2人は、09年にTBSドラマ「MR.BRAIN(ミスターブレイン)」、11年TBS日曜劇場「南極大陸」で共演している。

 信長役を演じる木村は「自分は特に織田信長さんに惹かれる部分が多い。たまたま、木村家の家紋と織田家の家紋が全く同じ」と明かし、その上で「どこか特別な親近感もありましたし、どんどん魅力を感じていたので今回こういった大作で彼(信長)を演じさせていただけるのは名誉なこと。本当にこのうえない舞台を用意していただいたので、全力でやらせていただきました」とコメントした。

 綾瀬は、演じた濃姫という役のイメージについて「すごいかっこいい女性だなと思います」と告白。木村との夫婦共演には「楽しかったですよね。何をやっても受け止めてもらえるという安心感のもとでやらせてもらっていました」と振り返った。

 脚本は古沢良太氏が手掛ける。尾張の織田信長は格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫だった。尊大な態度で濃姫を迎える信長と、男勝りの臆さぬ物言いで信長に反抗する濃姫。敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まった2人の夫婦生活は、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日だった。そんな夫婦の前に、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。2人はともに戦術を練り、奇跡的な勝利を収める。この出来事を境に、対立していた2人は次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていくという夫婦愛の物語となっている。

 同映画は23年1月27日に全国公開予定。

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2022年6月21日のニュース