板野友美　ブランド立ち上げのきっかけは昨年秋出産の長女の育児「少しプラスに動いたんですよね」

板野友美
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　元AKB48で歌手の板野友美（30）が21日放送のフジテレビ系「ポップUP！」（月～金曜前11・45）にVTR出演。自身のファッションブランド立ち上げのきっかけは“育児”だったことを明かした。

　板野は先月、ディレクター兼代表取締役を務めるファッションブランド「ロージールーチェ」を立ち上げた。店舗での販売は行わず、すべてオンラインで販売。販売をスタートすると即完売の人気ぶりとなっている。

　昨年秋に第1子となる長女を出産している板野。「私も（子どもが）生まれた時は育休として休んでたんですけど、別にすごく育児がつらかったわけじゃないけど、やっぱり子どもとずっと2人きりだと、子どもの世界になっちゃうので、本当に小さい時は意思疎通ができなかったり、思ったタイミングで自分がしたいこともできない、自分がしたいことを制限されてしまうことが一番の葛藤だったり、一番のストレスの原因になるかなと思うんです。1回ちょっと離れてみて、仕事に行ったら、大人の人とちょっと話すだけでも、リフレッシュできたりとか、お母さんではあるけど、自分の人生がある。ちょっと自分の世界に戻れたっていうだけで、気持ちが、モチベーションが上げられたり、“よし、また明日からも育児も頑張ろう”って思えたり、少しプラスに動いたんですよね」と、ブランドの立ち上げは長女の育児がきっかけだったことを明かした。

　今では周囲の協力を得ながら、仕事と育児を両立している。「やっぱり子どもができると、すごく働きにくい社会だっていうのは、まだ感じている」とし、「子どもが小さいうちに、自分の夢、新たな夢っていうのを子育てとか家庭を持ちながらも叶えていけるっていう、姿を見せていくことで、“背中を押してもらえた”っていう女性が増えてほしいですし、私がもっとこういう発信をしていくことで、何か社会が変わって、もっと子育て、お母さんだったり、やりたい女性がやりたいタイミングで、何かをできるっていう、社会全体が応援してくれて、子育てをしやい環境に持っていけないかなっていうのをすごく感じています」と語った。