山下達郎「自分がうまいと思ったことはほとんどない」 凄いと思うシンガーたち「かないませんよね」 

[ 2022年6月21日 12:12 ]

シンガー・ソングライター山下達郎
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 シンガーソングライター山下達郎(69)が21日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。自分よりも上だなと思っている歌手を挙げた。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー野村邦丸が「最初はドラムスでしたよね。小太鼓だったり」と話を振ると、山下は「(中、高時代に)ブラバンで6年やってましたから」と明かした。

 野村が「その太鼓から、いつ(歌手の)山下達郎になっていくんですか。みんなが知っている達郎の声、達郎の歌に」と続けると、山下は「アマチュアバンドでリードボーカルだったんです。ドラム叩きながら」と告白した。

 歌いたかったのかとの問いには「僕が一番声出たってだけです。当時はギター主体、日本はベンチャーズからロックが始まったんで、基本的に一番楽器うまいやつがリードギターなんですよ。次にリズムギターで、次ベースで、ドラムとキーボードはあれなんですけど、何にもできないやつが歌なんですよ」と説明。バンドはビーチボーイズといったコーラスのグループが好きだったため「ビーチボーイズは裏声必要なんで、できたの僕1人なんで、僕がリードボーカルになったっていう」と続けた。

 最初からファルセットはできたのかと聞かれると、「できました」と明言、「僕はリズム&ブルースっていうか、白人のリズム&ブルースですけどね、そういうのが好きだったんで、そういうのをコピーしてやってるうちにこうなっちゃった」とも語った。

 シンガーとしてやっていけると思ったのはいつかと問われると、「今だって、自分がうまいなんで思ったことはほとんどないですよ。上には上がいるっていう」と言い切った。野村アナが「山下達郎が俺より上だなって思うシンガー」とツッコむと、山下は「外国人の人ですけどね。ジェームス・ブラウンとか。とてもかないませんよね。サム・クックとかね。たくさんいますよね」と笑ってみせた。

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2022年6月21日のニュース