木村拓哉、京都での撮影に「贅沢な時間」 東映70周年記念映画で綾瀬はるかと夫婦役 総制作費20億円

[ 2022年6月21日 14:35 ]

東映70周年記念の新作映画発表会見に登壇した(左から)脚本の古沢良太氏、木村拓哉、綾瀬はるか、大友啓史監督(撮影・藤山 由理) 
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 歌手で俳優の木村拓哉(49)と女優の綾瀬はるか(37)が21日、都内で行われた東映70周年を記念する映画「THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド・アンド・バタフライ)」(監督大友啓史)の企画発表会見に登場した。

 木村は、東映作品に初出演で、綾瀬とは映画初共演となる。2人は、09年にTBSドラマ「MR.BRAIN(ミスターブレイン)」、11年TBS日曜劇場「南極大陸」で共演している。

 今作の総制作費は20億円。京都・太秦での撮影を振り返り、信長を演じた木村は「贅沢な時間を過ごさせてもらいました」とコメント。続けて、「僕の大好きな太秦のスタッフの皆さんと作業を毎日させていただいている。まずそこが自分のモチベーションにもなりました。重要文化財クラスの建造物の中で自分たちが撮影をできるっていう、京都という特別な世界観の中でしか叶わないような撮影内容だったりもした。本当に恵まれた現場だなと今思い返しても思います」と語った。

 濃姫役を演じた綾瀬は「1人1人、隅々までメイクの作り込みもすごくて、衣装も素晴らしい。セットも、どこをとっても世界観にすっと引きこまれるような中でお芝居ができたなと感じております」と撮影を振り返った。

 脚本は古沢良太氏が手掛ける。尾張の織田信長は格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫だった。尊大な態度で濃姫を迎える信長と、男勝りの臆さぬ物言いで信長に反抗する濃姫。敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まった2人の夫婦生活は、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日だった。そんな夫婦の前に、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。2人はともに戦術を練り、奇跡的な勝利を収める。この出来事を境に、対立していた2人は次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていくという夫婦愛の物語となっている。

 同映画は23年1月27日に全国公開予定。

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2022年6月21日のニュース