74歳・小田和正 8年ぶりアルバム6・15発売 オリコン1位なら矢沢超え最年長記録

[ 2022年4月29日 04:00 ]

8年ぶりのアルバム発売が決まった小田和正
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 シンガー・ソングライターの小田和正(74)が8年ぶりにアルバムをリリースする。タイトルは「early summer 2022」で、発売日は6月15日。オリジナルアルバムのリリースは14年の「小田日和」以来で、今作が節目の10作目となる。

 収録する9曲が全てドラマや映画の主題歌、CM曲などの“タイアップソング”という豪華作。現在放送中のNHKドラマ「正直不動産」の主題歌「so far so good」や、明治安田生命の企業CMソング「風を待って」など、幅広い世代に浸透している歌がずらり。01年にスタートした年末恒例の音楽特番「クリスマスの約束」(TBS)で小田が書き下ろした「この日のこと」も初めて音源化される。

 収録される新曲「ナカマ」は、テレビ東京の経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(金曜後10・00)のエンディングテーマとして書き下ろした。松たか子(44)と佐藤竹善(58)がコーラスで参加。小田は「団体で戦うというのはどういうことか。見えないところで懸命に頑張る仲間がいてくれるからそこへたどり着ける。自分の現場でもそんな人たちが大勢います」と、番組作りに一丸となって奮闘している制作チームの背中を押す一曲に仕上げた。6月3日の放送分から流される。

 最年長記録の再樹立も見えてきた。今作がオリコンチャートで1位となれば、19年9月に矢沢永吉(72)がアルバム「いつか、その日が来る日まで…」で記録した「首位獲得最年長アーティスト」の69歳を更新し、74歳で歴代1位に。矢沢の前は、小田がベスト盤「あの日 あの時」(16年)で樹立した68歳が記録だった。

 小田は80年代に2枚、90年代に3枚、00年代と10年代にそれぞれ2枚、そして20年代初の新作と、これで半世紀にわたってオリジナルアルバムをリリースすることになる。6月3日からは全国ツアーがスタート。新旧織り交ぜたヒット曲のオンパレードで楽しませてくれそうだ。

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2022年4月29日のニュース