橋下徹氏 観光船の安全対策に言及「複数船、これしかない」「ルールを決めても、乗る側は分からない」

[ 2022年4月29日 15:09 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が29日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。北海道・知床半島沖で子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難した事故について語った。

 橋下氏は事故を起こした船と同じく、知床半島の西側を通る観光船に乗ったことがあるそうで、「僕が行ったのは初夏だったので、波が穏やかでした」と回想。その上で「正直、認識が甘かったです。救命胴衣を付ければ大丈夫だと思っていたので…」と口にした。

 さらに実体験に触れ、「僕、別の地域で救命胴衣を着けて落水したことがあるんですけど、実際そうなった人は分かりますけど、救命胴衣を着けると泳げないんです。15メートルぐらい先のジェットスキーにたどり着くのに四苦八苦した」と説明。これらのことを踏まえ、今後の安全対策に言及し、「どうしたらいいんだということを考えると、複数船、これしかないです」とキッパリ。「ルールをいくら決めても、乗る側は分からないから、安全がきちっとできてるかどうか判断できない。複数船というところを1つのキーにしないと」と訴えた。

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2022年4月29日のニュース