長嶋一茂 ヤクルト時代の同い年チームメートの現在に賛辞「今、成功しているのがうれしい」

[ 2022年4月29日 20:20 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(56)が、29日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜後6・50)に出演し、元チームメートの現在に驚く場面があった。

 番組では、訪れて驚いた部屋についてトーク。一茂はヤクルト時代の寮で同学年だった藤枝慎治元選手の部屋について語った。「『藤枝の部屋っておもしろから、夜になったら行ってごらん』って(言われて)、気持ち悪いなと」。恐る恐る行ってみると、室内は驚くような状況になっていたという。「こいつのところをガチャンと開けたら、高級バー。部屋の中、全部高級バー」。酒を並べたり、バーのようなテーブルがあったりと、室内をバー仕様に改装していたという。一茂は「(自分は)客、藤枝はバーテンダー。すごい居心地よかった。ちゃんとクラシックとかジャズとかかけちゃって」と振り返った。

 一茂は藤枝氏のその後について「今は(連絡を)取ってないな。俺と同じくらいに引退したのかな」と打ち明けた。そこで、番組では藤枝氏の引退後を調査し、居場所を突き止めた。

 スタッフが訪れたのは、横浜市内のオフィスビル。秘書に促されて入った部屋では、スーツ姿の藤枝氏が待っていた。現在は社員約100人を抱える、年商約40億円のリサイクル会社を経営。横浜だけでなく、フィリピン・セブ島にも工場を所有しているという。それを知った一茂は「え~?マジで?」と驚きを隠せない様子だった。

 当時の部屋について、藤枝氏は「野球をずっとやっているわけじゃないですか。余暇の時間くらいはゆっくりできたらいいなというのと、1人でいるのもつまらないので、チームメートが来やすい雰囲気を作っておこうというので」と、バーのように“改装”した理由を説明した。

 VTRを見た一茂は「画面越しだけど、お会いした感じがしますし、昔…やっぱりつらかったわけですよ。彼もつらかったと思うし、僕もつらかった。寮だし、同じ釜の飯を食ったかけがえのない時間を過ごしているので」と、懐かしそうに振り返った。

 その上で、「しかも今、成功しているのがうれしい」と拍手を送った。「彼が成功している理由は分かりますよ。バーを作って、みんな来てもらって楽しませたいというサービス精神があるわけですよ。絶対ビジネスにも通じるものでしょう?俺、ビジネスやったことないけど」と、自虐を込めつつ称賛した。

 高嶋ちさ子は「すごいね。片やそうやって活躍されて、片やいつまでたっても女のおしりを追っかけて…」と、一茂を見やってボソリ。一茂も「フィリピンって聞いただけで、『あ、フィリピン行こうかな』って思った」と笑っていた。

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