岩崎宏美　野口五郎のおかげであの大ヒット曲を再び歌えるように「歌うのが怖くなくなった」

野口五郎
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　歌手の野口五郎（66）と岩崎宏美（63）が29日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。岩崎が野口のおかげで救われた出来事を紹介した。

　7月に一緒にコンサートを開く2人。岩崎は「音楽的なことは何でも相談できる。五郎さんに寄っかかりっぱなし」と全幅の信頼を置いていることを明かした。

　さらに、司会の黒柳徹子から「すごいですね、岩崎さん。今でもよく声が出てて」と称賛されたが、岩崎は「ここ数年ずっと悩んでいて…」と悩みを告白。

　「デビューしたのが16歳ですから47年前。あの当時のロマンスを今でもたくさん歌わないといけないんです」とデビュー年の1975年に発売し、大ヒットした「ロマンス」を現在もライブやコンサートで歌うとした。

　ただ、「あの当時の声は出ないんですよ。地声もそんな高いのが出ませんし、自分の中で悩んでいて、でも聞いてくださる方はあの当時の私の歌と比べるし…」と苦悩し続けたという。

　そんな頃に野口と再会し、「その頃の私の歌を聴いて、もしかしたら私が悩んでるんじゃないかなと気付かれた」と自身の悩みに野口が気付いてくれたとした。そして「手を差し伸べていただいて、すごく気持ちが楽になって歌い方も色々教えていただいて、今、歌うことが怖くなくなってきた。ありがたかったです」と感謝した。

　野口は「長くやっていると考える事、悩みは皆、同じで僕も南こうせつさんとかに『板の上に立ってる者同士じゃなきゃ分からないことあるよね』って」と歌手ならではの苦悩は歌手にしか分からないと語った。