三谷幸喜氏 「鎌倉殿の13人」の脚本進ちょく「行き詰まってます」けど…今後の急展開予告

[ 2022年1月27日 15:29 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(60)が27日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜後1・00)に生出演し、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の脚本について語った。

 パーソナリティーの乃木坂46山崎怜奈から「歴代の大河ドラマを結構見ていると、幼少期から始まってみたいなことが多いじゃないですか?どんどん登場人物が増えていく」と振られると、三谷氏は「最初、幼なじみの女の子と知り合って、木の上に登ってて、おーい!みたいな。結構多いんですよ。そのパターン。それはやめようということになりまして」と、大河や朝の連続テレビ小説で“お約束”の幼少期描写を封印したいきさつを明かした。

 大河ドラマは1作で50話前後の超長丁場。山崎から「煮詰まったり迷走することとかあるんですか?」と尋ねられると、「すごいありますよ。今、行き詰まってますもん」とぶっちゃけた。「今日ここに呼んでいただいたのはすごく僕はうれしくて、家で一人でずっと書いていると、誰ともしゃべらないし、ホントにヤケになってくるんですけど。久々にこんなに人としゃべってますもん」と、“缶詰”から抜け出せたことに感謝を口にした。

 平安時代から鎌倉時代にかけ、鎌倉幕府誕生までの権力争いを描く。三谷氏は「この時代って戦国時代と幕末と違って、あまり知られてないから、難しいかもしれないけど、逆におもしろいんですよ。どうなるか分からないから。あっと驚くことがいっぱいありますから」と話し、「今3回目でしょう?4回、5回目にちょっと『え~!?』っということがありますし。毎回です、毎回。これからしばらくは」と、今後の急展開を予告していた。

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