マヂラブ野田 M-1優勝後の反響語る「チャンピオン史上一番連絡来なかった」その理由とは?

[ 2021年10月28日 20:25 ]

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル

 お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(34)が、27日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」(水曜後9・00)に出演し、昨年のM-1グランプリを制した後の反響について語った。

 この日のテーマは「友達が少ない芸能人」。野田は小中学生のころは「すごい明るい子で、みんなと遊びたい」というタイプだったが、高校時代のある出来事で、友達を全員なくしたという。そのきっかけは、「V6」がレギュラー出演していたTBS系「学校へ行こう!」に出たことだった。

 「あれで、『お笑いインターハイ』というのがありまして、学生の一番おもしろいやつを決めるみたいな大会で僕、優勝しちゃいまして」。ところが、優勝した瞬間、野田の中に謎のプロ意識が目覚めたという。「優勝した結果、何でしょうね。『俺ってプロなんだ』って思っちゃいまして。同級生とちゃんと会話をしちゃいけないんだなみたいな。プロなんだなって。ボケる際にも収入を得なきゃいけないというか」。勘違いをこじらせた末、「クラスメートのことを『素人』って呼びだした」とも明かすと、スタジオから「最低…」という声が漏れた。

 野田はその後、あたまをそり上げるなど、とがった行動を取るように。「人間に髪の毛なんていらねえとか、いろいろ変化しちゃって。先生のことも『回し』と思っちゃって。『俺がちょっと笑わせたら助かったでしょ』って思っちゃったんですよ。『俺がいないとこの授業は成立しないよな』って感じになっちゃって」。完全に自分の解釈で世界観を作り上げていくようになったという。

 とがっている期間はしばらく継続。「それを何年かやってたら、こびり付いてしまいまして。僕、今反省はしてるんですけど、ちょっと残っちゃってて、人とのしゃべり方が分からなくなっちゃって…」と打ち明けた。

 現在の友達の人数は「ゼロ」という。19年にはR-1ぐらんぷり、昨年もM-1を制したが、「優勝したのに何でこんなに連絡来ないんだろう?と。チャンピオン史上一番連絡来なかったと思う」と、友人からの反響がまったくなかったことを自虐的に暴露した。

 孤高の存在となった野田は、すっかり一人遊びも板に付いたという。「(東京の)檜原村に行って、1人で渓流釣り。動物園も1人で行って、モルモットふれあいコーナーみたいなのがあって、たくさんの親子とともに、僕は1人でこう…」。モルモットをなでるジェスチャーをまじえて説明する姿に、島崎和歌子(48)は「怖い…」とドン引きしていた。

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2021年10月28日のニュース