木下優樹菜さんに40万円賠償命令 タピオカ店店長への脅迫行為認める

[ 2021年10月28日 05:30 ]

木下優樹菜さん
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 元タレントの木下優樹菜さん(33)にインターネット上で脅され精神的苦痛を受けたとして、東京都のタピオカドリンク店の店長が木下さんに1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、「脅迫行為に当たる」と認め、木下さんに40万円の支払いを命じた。

 判決によると、木下さんは姉が勤務していた店とトラブルになり、写真共有アプリ「インスタグラム」で2019年9月、店長に「事務所総出でやりますね」といったメッセージを送信。同10月には、店の写真に「給料もちゃんともらえず」とのコメントを付けて投稿した。

 沢村智子裁判長は、メッセージについて「芸能事務所の社会的影響力を使って、店長に不利な内容の記事を週刊誌に書かせるなどと告知しており、脅迫に当たる」と指摘した。給料に関する投稿も「真実ではなく、店長の社会的評価を低下させた」と認定。木下さんには当時530万人超のフォロワーがおり「店長が被った苦痛は相当程度大きい」とした。

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2021年10月28日のニュース