一発撮りオーディション“異端児”デビュー決定 小林右京「本気の悪ふざけ」

[ 2021年10月28日 05:00 ]

<27日組・芸能面・提供写真>強烈なキャラクターで話題を集め、配信デビューすることになった小林右京
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 約5000組が競い、7月にグランプリが決まった一発撮りオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」のセミファイナリストが配信デビューすることになった。大学4年生のシンガー・ソングライターでユーチューバーの小林右京(22)。オーディションで披露した自作曲「顔が良いやつは音楽をやるな」の新バージョンが11月3日にソニーミュージックから配信リリースされる。

 グランプリの麗奈(20)以外の参加者がデビューするのは初めて。奇抜なパフォーマンスや強烈なキャラクターが話題となり、セミファイナリスト14人が公開した動画で唯一、再生回数が100万回を突破していた。オーディションは4次選考で敗退したが、動画がレコード会社のスタッフの目に留まり「この曲をリアレンジして、リリースしてみないか?」と声がかかって配信リリースが決まった。

 新バージョンのプロデュースとアレンジを手掛けた元サディスティック・ミカ・バンドの後藤次利氏(69)は「詞も愚痴SONGのようでありながら、ネガティヴとポジティブが入り混じった世界。きっと小林右京は言葉も音も思考も自分のスタンスも混とんとしたあらゆるベクトルを楽しんでいるに違いない」と話している。

 キャラ全開でスピッツの「チェリー」を歌った18年5月のNHK「のど自慢」が今でもネット上で話題になっている小林。「あれよあれよ話が進んでいくうちに何だか凄いことになってしまいました。大人が一丸となった本気の悪ふざけです」とPR。「原曲の実家で録った弾き語りバージョンと聴き比べても楽しんでいただけると思います。デビュー作からアクセル、気合、アウトローさが全開になりました。対戦よろしくお願いします」と呼びかけている。

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2021年10月28日のニュース