天海祐希　あの名優から草笛光子に託された女優金言とは？「それは今後の課題にしましょうかね」

天海祐希
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　女優・天海祐希（54）が27日、TBS系「news23」（月～木曜後11・00、金曜後11・30）のインタビューに答え、30日公開の主演映画「老後の資金がありません！」（監督前田哲）で共演した女優・草笛光子（88）から、昭和を代表する名優・森繁久彌さんの金言を伝えられた。

　老後のため節約生活を続けてきた主婦・篤子（天海）が、金にまつわるさまざまなトラブルに見舞われ、計画が音を立てて崩れていく様子をコミカルに描いた作品。草笛は、浪費ぐせが抜けず、篤子を苦しめる姑を演じた。

　草笛を撮影で間近で見た天海は「こんなふうに年を重ねられたらすてきだなというお手本を毎日、見させていただきました」と感謝を口にした。撮了後、コロナ禍による自粛期間が始まる前、「今、行かなければ会えないかもしれない」と草笛の自宅を訪ね、食事をともにしたという。

　そんな天海に、草笛からVTRを通じてメッセージが送られた。「気っぷのいい生き方ね。なかなかそういう方、珍しいけど」と、歯切れのいい天海のたたずまいを称賛した。さらに、映画「社長シリーズ」で長年、共演した森繁から掛けられていた言葉を口にした。「いつも森繁さんに言われていたのは、『愛嬌だぞ』というのね。天海さんだって愛嬌よね。ずばーって言う、あれも愛嬌。すてきな愛嬌ですよね」と語った。

　草笛からの言葉を胸に刻んだ天海は、「すてきだなとお姉様方、お兄様方はやっぱり愛嬌のある方たちが多いですよね」と納得の様子。「いやー私、愛嬌ありますかね？あったらうれしいですけどね。どうでしょうか？それは今後の課題にしましょうかね」と笑っていた。