中川翔子 「アベノマスク」など115億円分が倉庫に「血税…絶対に国民の声がいつも届かないなって」

[ 2021年10月28日 12:17 ]

中川翔子
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 タレントの中川翔子(36)が28日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、新型コロナウイルス対策として国が調達した布製マスク約8300万枚(約115億円相当)が配布されずに倉庫で保管されていたことについてコメントした。

 新型コロナウイルス対策として国が調達した布製マスク約2億8700万枚を会計検査院が調べて判明した。倉庫に保管されているのは調達量の3割近くに相当し、アベノマスク約400万枚が含まれる。昨年8月~今年3月の保管費は約6億円に上っている。磯崎仁彦官房副長官は27日の記者会見で、大量の保管状況を問われ「施設向けを一律から随時配布に見直した。調達に問題があったとは考えていない」と説明。余剰マスクの今後の活用は「必要に応じて検討したい」と述べた。

 中川は「当時は混乱してたってこともありますけど、布マスクのために使われるお金にびっくりしたのも覚えていて、だったらいらないんじゃないかって話もかなり出ていたけれど止められない流れもありますよね」と言い、「やっぱり血税なんですよね。絶対に国民の声がいつも届かないなっていうのは悲しくなります。もしこの115億円が、そしてこれからもかかるお金が困窮している世帯に配られるとか、何か違った使い方にすぐできればと思うんですけど」と自身の思いを話した。

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2021年10月28日のニュース