「おかえりモネ」サヤカさん＆莉子＆宇田川さん達筆再登場にネット歓喜！宇田川さん感慨？「あの妹さんが」

連続テレビ小説「おかえりモネ」第119話。百音（清原果耶）と再会した莉子（今田美桜・右）（C）NHK
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　女優の清原果耶（19）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は28日、第119話が放送された。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた？」などで知られる安達氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音（ももね）の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米（とめ）で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

　第119話は、サヤカ（夏木マリ）が気仙沼を訪れ、百音（清原）に再会。百音は登米でサヤカと過ごした日々を思い返し、もう一度、感謝の気持ちを伝える。サヤカは誰もを受け入れ、いつでも行っておいでと送り出してくれる人。百音は自分が未知（蒔田彩珠）にとってのサヤカのような存在になれないかと考えていた。翌日、百音は未知を浜へ誘う…という展開。

　突き抜けるような青空の下、冬の浜辺。震災の日、祖母・雅代（竹下景子）を仕方なく置いて逃げてしまい、自責の念を抱え続けてきた妹に、百音が語り掛ける。

　「みーちゃんがどうしても、自分を許せないなら、私が言い続ける。みーちゃんは悪くないって。記憶も、あの日、私たちを隔ててしまったものも、消えない。だから、みーちゃんが何度も何度も、自分を許せなくなるなら、そのたんびに私が言う。みーちゃんは悪くない。こんなことは綺麗事で、何の役にも立たないかもしれない。でも言う。みーちゃんが思い出すたんびに、私が言う。みーちゃんは悪くない。絶対に悪くない。（未知を抱き締め）これからは、私がここにいる。だから今度は、みーちゃんが好きな所に行きな。帰ってきたくなったら、また帰ってくればいい」――。未知の大学進学、東京行きを後押しした。

　そして、海のまち市民プラザで開かれた「水災害等発生時の住民避難と情報共有プロジェクト連絡会」。百音が参加者に説明していると、質問の手が上がる。東京のJテレから仙台中央放送に移り、夕方の情報番組のキャスターに就任した莉子（今田美桜）が取材に訪れたのだった。

　未知は東京国際海洋大学に合格。合格祝いのため、東京の明日美（恒松祐里）も帰省し、幼なじみ6人が永浦家に集まる。宇田川さんの達筆による垂れ幕「みーちゃん　大学合格　おめでとう！りょーちんも船おめでとう！！」も掲げられた。

　放送終了後（午前9時）には「サヤカさん」が8位、「宇田川さん」が9位、「神野さん」が28位とツイッター国内トレンド入りの反響。SNS上には「『私はあの子の中にいる、それで十分』。このサヤカさんの言葉、素敵だったな。“誰かの役に立つ”って、目に見える利益や効果を上げることだけじゃないよね、きっと」「そしてサヤカさんもモネのおかげで新しい元気をもらえたんだよね…なんと尊い出会い」「久しぶりの莉子さまに大号泣」「莉子さーーーん、会いたかった！夕方ニュースのメインキャスターやってるところ映してくれ…むしろ彼女でスピンオフ2時間やってくれ」「宇田川さんの存在が確認できただけで幸せ。毎日会えなくても、たまに存在を感じられるだけで有り難い。これが『生きてるだけでいいじゃない』か」「菜津さんに連絡して宇田川さんにメッセージ書いてもらったの良かったな…宇田川さんも『あの喧嘩してた妹さんが…』と感慨深いことでしょう…（いや、聞こえてたかどうかは分からないけども！）」などの声が相次いだ。