広島・新井監督 打率・130…振るわぬデビッドソンも「打順を下げることは考えていない」我慢の姿勢貫く

[ 2023年4月19日 22:43 ]

セ・リーグ   広島1-6阪神 ( 2023年4月19日    甲子園 )

5回無死、三振に倒れたデビッドソン(左)と新井監督(右)(撮影・平嶋 理子)
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 広島は19日の阪神戦に1-6で敗れ、開幕4連敗以来となる2連敗。試合のなかったヤクルトにかわされ、4位転落となった。

 敗因の一つに、阪神先発の大竹を打ちあぐねたことがあった。6回まで無得点に抑えられ、7回に上本が反撃の適時打を放ったが、遅かった。新井監督は「制球が良かったし、緩急も効いていた。捉えた打球も正面に行ったりしたからね」と、さばさばした表情で話すしかなかった。

 打線は打撃好調の秋山、西川らが引っ張るが、新戦力デビッドソンの不調が目立つ。長打力が武器で、開幕当初は4本塁打を放つなどチームに貢献できていたが、徐々に下降し、この日も4打数無安打、2三振と振るわず。打率は・130まで下降した。

 5番西川の後ろを打つだけに、キーマンでもあるが、新井監督は「慣れるまでは打席数が必要だと思っている。思うような打撃は出ていないですけど、しっかり練習もして、取り組んでいるので、こっちはもう、慣れるまでは、と。打順を下げることは考えていない」と我慢を強調していた。

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