ソフトバンク・増田珠の同点打&今季1号ソロの2点だけ…西武に10勝一番乗り許す 相手上回る8安打も

[ 2023年4月19日 21:11 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―3西武 ( 2023年4月19日    ベルーナD )

<西・ソ>4回、適時二塁打を放つ増田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 今季初めて出場選手登録されたソフトバンクの増田珠内野手(23)が19日、西武戦(ベルーナD)に「8番・右翼」で先発出場。1点を追う4回に同点打、2点を追う9回には先頭で今季1号ソロを左翼席に叩き込んだ。しかし、得点は増田が叩き出した2点だけ。西武に両リーグ10勝一番乗りを許す敗戦となった。

 先発の東浜が初回に若林に先制ソロを許した後は両軍とも得点できず。1点を追う4回だった。2死無走者から7番・中村が中前打で出塁すると、続く増田が相手先発左腕の隅田の初球147キロ内閣やや高めの直球を捉えた。打球は左中間を真っ二つ。一塁から中村が一気に同点のホームを踏んだ。プロ通算7打点目。藤本監督の期待に応える一打で試合を振り出しに戻した。元気いっぱいの23歳は、攻撃を終えベンチに戻る際には笑顔全開でダッシュを見せていた。

 しかしその裏、東浜がマキノンに勝ち越し2ランを浴びた。東浜は4回2/3を3失点で降板した。

 1―3の2点を追う形で迎えた9回。先頭の増田がプロ通算2発目となる今季1号ソロを4番手・増田から放つも、1点届かず。2年連続11度目の両リーグ10勝一番乗りならず、西武が10勝目でゲーム差なしとなった。開幕連勝中だった先発の東浜は今季初黒星。打線は相手を上回る8安打を放つもチャンスであと1本が出なかった。
 

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