ヤクルト・奥川 右肘痛から復活一歩151キロ 385日ぶりの実戦登板で1回完全「不安なく腕振れた」

[ 2023年4月19日 05:20 ]

イースタン   ヤクルト4ー3ロッテ ( 2023年4月18日    戸田 )

イースタンのロッテ戦で力投するヤクルト先発・奥川(撮影・木村 揚輔)
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 右肘痛から復活を目指すヤクルト・奥川がイースタン・リーグのロッテ戦(戸田)で実戦復帰を果たした。先発して予定の1イニングをわずか9球で3者凡退。「ずっと暗闇にいた感じだった。これからですが、とりあえずホッとしています。不安なく腕も振れて、気持ちも晴れた」と笑った。

 昨年に負傷降板し、そのまま1軍に戻ることがなかった3月29日の巨人戦以来、385日ぶりの実戦登板。直球は球団の計測で最速151キロを記録し、スライダーなど変化球もさえた。映像で確認した高津監督は「めちゃよかったね。表情も明るかったし、リハビリの分、体も大きく見えた」とうなずいた。

 高卒2年目の21年に9勝を挙げ、CSファイナルSの巨人戦で完封勝利を飾って同シリーズのMVPにも輝いた右腕。完全復活へ、当面は2軍で登板を重ねていく。

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