今秋ドラフト候補の亜大・草加、今季2度目の完封 ヤクルト小川GMも高評価

[ 2023年4月19日 20:48 ]

東都大学野球・第2週第1日   亜大1―0国学院大 ( 2023年4月19日    神宮 )

<亜大・国学院大>8回、力投する亜大・草加(撮影・木村 揚輔)  
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 今秋ドラフト候補の亜大の右腕・草加勝投手(4年)が5安打、無四球で今季2度目の完封勝利。初回に奪った1点を守り抜き「野手が取ってくれた1点を守れて良かった」と笑みがこぼれた。

 最後まで直球の威力が落ちることはなかった。この日は5回に自己最速を2キロ更新する152キロをマークすると、100球を超えた9回にも151キロを計測。7回以降は毎回走者を背負いながら得点は許さず、生田勉監督も「本当にすばらしい。何も言うことはないです」と褒め称えた。

 プロの評価も右肩上がりで、ヤクルトの小川淳司GMは「真っすぐを両サイドに投げ分けることができていた。緩急をうまく使ってゲームをつくれるようになっていた」と高評価だ。

 第2日は25日と間隔が空くこともあり、「自分の任されたところで仕事を全うしたい」と草加。開幕週で勝ち点を落とした悔しさも胸に「まだ勝ち点を取っていないので、次の試合もしっかり準備して投げたい」と、チームのために腕を振り続ける覚悟を示した。(村井 樹)

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2023年4月19日のニュース