巨人 二遊間の中山&門脇 若さ出た連係ミス 2死満塁で二ゴロを二塁送球もセーフ

[ 2023年4月19日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0-2DeNA ( 2023年4月18日    長崎 )

<巨・D>4回、ソトの内野安打で、二塁・門脇(右)がベースカバーに遅れ一走・関根がセーフとなる(撮影・西川 祐介)
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 【追球ズーム ここにFOCUS】静と動のスポーツである野球では、経験も大事な要素である。0―0の4回2死満塁。巨人の二遊間コンビに“若さ”が出た。

 二塁・中山がソトの放った二遊間へのゴロに追いつき、二塁へ送球。深めに守っていた遊撃・門脇は慌ててベースカバーに入った。タイミングはアウトだったが、送球を受けてからベースを踏むのが遅れ、一塁走者の関根はセーフ(記録は二塁内野安打)。先制点を許した。
 原監督は「そのへんは責められない」とかばったが、別の選択なら違った展開になったかもしれない。俊足の関根と右打者で足は速くないソト。打球も強かった。

 中山は「きわどいプレーになるなら一塁(送球)でもよかった」と反省。門脇も「“二遊間のゴロは一塁”と自分が声をかけていれば…。自分のミス」と振り返る。一塁に投げるという思い込みも、ベースカバーの遅れにつながった。

 新人で「ポスト坂本」として遊撃で経験を積む22歳の門脇と3年目で21歳の中山。最下位に低迷するチームの希望の光で、初めて先発で二遊間コンビを組んだ2人にとって、苦いプレーとなった。(川島 毅洋)

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2023年4月19日のニュース