プロ注目右腕、青学大・下村が7回1失点で今季2勝目 通算4勝目で神宮初勝利に「うれしい」

[ 2023年4月19日 15:51 ]

東都大学野球・第2週第1日   青学大6―2日大 ( 2023年4月19日    神宮 )

<日大・青学大>6回、無失点で抑え、雄叫びを上げる青学大の先発・下村(撮影・木村 揚輔) 
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 青学大の今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・下村海翔投手(4年)は7回3安打1失点、毎回の9奪三振で今季2勝目。リーグ通算4勝目がうれしい神宮での初勝利にもなり「高校の時から神宮で勝ちたいと思っていたのでうれしい」と笑みがこぼれた。

 急きょの先発にも動じなかった。同じくプロ注目のエース右腕・常広羽也斗投手(4年)が発熱。第2週は第2日が6日後の25日と間隔が空くことから「このカードは先発できないかなと思ってちょっと悔しかったので、“よっしゃー”と思った」。言葉通り、力強い直球で相手打線を押し込み4回までは無安打投球を披露。2点差の7回2死二塁では前打席で二塁打を許した山口雄大内野手(1年)を迎えたが「最後は意地で、投げっぷりで抑えた」と151キロの直球で空振り三振。安藤寧則監督も「よくやってくれたと思います」と快投を称えた。

 今季はこれで2戦2勝と絶好調。下村は「投げる試合は全部勝ちたい」と、今後のさらなる活躍を誓った。(村井 樹)

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2023年4月19日のニュース