カブス・誠也　復調の兆し！今季初3安打「必死に食らいついてやっていくだけ」

インターリーグ   カブス10－1アスレチックス （ 2023年4月17日    オークランド ）

前日の試合で今季初の3安打を放ち笑顔のカブス・鈴木誠也（AP）
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　カブス・鈴木は「4番・右翼」で出場。3回に決勝打となる勝ち越し打など、今季初の3安打をマークし「今日みたいな形が多く出てくれば、いい方向にいくんじゃないかな」と満足そうだった。

　1―1の3回2死一、三塁からアスレチックスの開幕投手だった左腕ミュラーから左前打。「積極的にいこうと思った。皆がつないでくれる状況で一本出て良かった」と4回も左前打、8回は右前打を放った。ただ、左脇腹痛から復帰して前日までの3試合で13打数2安打7三振で「ボール球を振って、甘い球を見逃し、自分で崩していただけ。甘い球だけ振れば簡単だがそれができないのがバッティング」と油断はない。復調の兆しとなる3安打にも「三振ばっかりしてたんで納得はいかない。いろいろ試行錯誤しながら日々、必死に食らいついてやっていくだけ」と話した。

　試合前にはア軍の藤浪と再会。「セ・リーグで戦っていた同士。今回対戦はないがお互い頑張れればいい」と健闘を誓い合った。（笹田幸嗣通信員）