ソフトBの1軍ベンチから慶応ボーイが不在に　2年目外野手の正木が打撃不振で登録抹消

今月7日、藤本監督（左）から打撃指導を受ける正木（撮影・岡田　丈靖）
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　鷹の1軍ベンチから、慶応ボーイがいなくなった。ソフトバンクは19日、正木智也外野手（23）の選手登録を抹消し、増田珠内野手（23）を登録した。

　「正木は、いいときにチャンスをあげる。内容がね。ズルズル行くより、いい状態に戻してね。“リフレッシュしてこい”と伝えました。（2軍の）試合に出してもらいます」

　藤本監督は19日の西武戦前に再調整を伝えた。東京都出身で慶応高、慶応大卒2年目の正木は開幕前から右の大砲候補として期待され、藤本監督も「50打席は使う」と開幕スタメンに抜てきするなど強化指定選手として長打力に期待したが快音は響かなかった。18日の西武戦までの9試合出場で15打数無安打、1打点、7三振。心・技・体で下降気味と判断されて2軍行きとなった。

　同じ慶応高、慶応大卒の4年目外野手、柳町達（25）は開幕から2日後の4月1日に登録を抹消された。両慶応ボーイは、筑後ファーム施設で1軍再合流に向けてアピールを続ける。