前阪神監督・矢野燿大氏 筋ジストロフィー患者など支援のチャリティー活動

[ 2023年4月19日 14:41 ]

大阪市内でチャリティー活動する矢野氏
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 前阪神監督でスポーツニッポン評論家の矢野燿大氏(54)が19日、大阪市内でチャリティー活動を行った。

 矢野氏は現役時代に筋ジストロフィー患者だった野球ファンとの交流から「プロ野球人として多くの声援をこれまでいただいた。少しでも社会に恩返しをしていきたい」と「39矢野基金」を設立。筋ジストロフィー患者が必要としている電動車椅子購入の支援に取り組み、これまで70台の車椅子を寄贈してきた。

 昨年からこの活動をさらに幅広く展開するため特定非営利活動法人「THANKYOU FUND」を設立。アスリートの社会貢献活動をサポートする受け皿も目指し「多くの仲間とともに、社会貢献を進めていきたい」とライフワークに位置づけている。

 この日は大阪市北区のエートス法律事務所で行われた異業種交流会にゲストとして参加した矢野氏は「みなさんの力で合わせて、活動の輪を広げたい」と募金活動を展開した。チャリティー参加など問い合わせは「THANKYOU FUND」のホームページへ。

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2023年4月19日のニュース