巨人・原監督「私の父も佐賀で生まれ育ち…非常に親しみのある場所」 連敗ストップに笑顔

[ 2023年4月19日 21:22 ]

セ・リーグ   巨人5―1DeNA ( 2023年4月19日    佐賀 )

<巨・D>勝利を喜び合う原監督(左端)ら巨人ナイン (撮影・西川祐介)
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 巨人が14年ぶり開催となった佐賀で首位DeNAに勝利を収め、連敗を2でストップ。7回4安打1失点と好投した3年目右腕・山崎伊が今季初登板初先発初勝利を飾った。

 0―1で迎えた2回、4試合ぶりスタメンの新助っ人ブリンソンが同点適時打を放つと、5試合ぶりスタメンの吉川が勝ち越し犠飛。吉川は7回に今季49打席目にして待望の1号となる2ランを放つと、8回には打順が5番から3番に移って2試合目の中田翔がリーグ単独トップとなる特大の5号ソロを放って勝ち切った。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――吉川が大活躍。

 「えっへっへ。まあね、続けていって欲しいですね。非常にナイスバッティングでしたね」

 ――ホームランの場面はいろいろな作戦が考えられた。

 「まあ、あの、うまく伝達はいったと思いますね」

 ――中田翔のホームランはものすごい音がした。

 「いやいや、2本分ぐらいのね。分けて、2本打ってくれた方がいいなと思いましたけど(笑い)。まあ、しかし見事な、見事なホームランでしたね。3番になって、ややベンチでも地団駄踏みながらね、悔しさをにじませながらやっていてね。最後の打席で素晴らしいホームランを打ったんでね、次につながるでしょう」

 ――山崎伊は今季初登板でナイスピッチング。

 「ねえ。もともと、いい投手ですから。まあまあ、これから痛いのかゆいの言わずにね、やっぱり役割の中で自分を全うしてもらいたいですね」

 ――14年ぶりの佐賀。佐賀のファンに一言。

 「私の父も佐賀で生まれ育ちというなかで、私も佐賀は非常に親しみのある場所で。我々がやったときの球場とはちょっと違う、素晴らしい球場の中でできて、そこで勝利できたのもね。個人的にも、私もうれしいですね。今度来るときには、佐賀の球場が超満員になるようにジャイアンツも頑張りたいと思います」

 ――山崎伊はどこが良かったか。

 「本来のピッチングができたと思うんですけどね。ストライクゾーンを広く使えるという。緩急もつけながら、そういう特徴のあるピッチャーだと思いますね」

 ――吉川は亀井コーチのアドバイスと、もがきながら出た一発。

 「そうです、そうです。やっぱりね、もがくしかないんですよ。やっぱり考えている暇はない。ね。落ち込んでいる暇はない。もうどういう状況であってもね。現役、あるいはユニホームを着ている人間というのはね、その中でもがくというのは非常に大事だと思いますね」

 ――大きなきっかけになる一発。

 「いやもう、そうなってもらいたいですね」

 ――ルーキーの田中千もいいところでいいピッチング。

 「そうね。少し我々もドキドキしながら送り出しましたけどね。堂々と四球もない状態で、あそこでストライク、ベース盤で勝負ができるというのはね。非常に良かったと思いますね」

 ――丸が途中で交代。

 「そうですね。ちょっとアクシデントがあったということですね。明日、ちょっと様子を見るということですね」

 ――そこまで重いものではない?

 「うーん、と思いますが。次のイニングも守りに行きましたからね」

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