昨季37セーブの巨人・大勢 2試合連続4点リードで登板 4試合無安打無失点投球もまだ1セーブ

[ 2023年4月19日 22:09 ]

セ・リーグ   巨人5―1DeNA ( 2023年4月19日    佐賀 )

<巨・D>9回、最後を締めた大勢(右)は大城卓とハイタッチ (撮影・西川祐介)
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 巨人の守護神、大勢投手(23)がDeNA戦(佐賀)で今季4度目のリリーフ登板。2試合連続セーブ機会ではない4点リードでの登板で、またもセーブは付かなかった。

 5―1で迎えた9回に3番手として登板。最初に打席へ迎えた2番・京田をオール直球勝負の3球目で遊ゴロに打ち取ると、3番・宮崎もオール直球でストレートの四球。この1死一塁の場面で3月の第5回WBCでチームメートだった4番・牧との対決になった。

 牧に対しては3球目にフォークボールを投げたものの、それ以外は直球を投げ込み、最後は7球目の外角高め150キロで遊ゴロ併殺打に打ち取り、試合終了に持ち込んだ。

 大勢の投球内容は1回で打者3人に対して14球を投げ、無安打無失点。奪三振はなく、1四球、直球の最速は155キロだった。

 昨季37セーブを挙げてセ・リーグ新人王に輝き、3月の第5回WBCにも出場した大勢は、今季初登板となった2日の中日戦(東京D)で3者凡退に抑えて今季初セーブ。その後はチームの5連敗などで登板機会がなく、中9日となった12日の阪神戦(東京D)では同点の9回に登板して2死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けた。15日の中日戦(バンテリンD)ではセーブ機会ではない4点リードの場面で登板して2三振を奪う1回無安打の力投、チームの3連敗ストップ&最下位脱出に貢献していた。

 今季これで4試合に登板し、4回0安打0失点。防御率0・00のままだが、セーブは「1」にとどまっている。

 【大勢の今季登板】
4月2日 S中日戦(東京D) 1回0安打1奪三振0失点 MAX157キロ
4月12日 H阪神戦(東京D) 1回0安打3奪三振0失点 MAX157キロ
4月15日 中日戦(バンテリンD) 1回0安打2奪三振0失点 MAX158キロ
4月19日 DeNA戦(佐賀) 1回0安打0奪三振0失点 MAX155キロ

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