右前腕部の張りで離脱 阪神・湯浅の実戦復帰のメド立たず「最短10日で戻るつもりではいますけど」

[ 2023年4月19日 05:14 ]

右肘付近を触りながら和田2軍監督(右)と会話する湯浅 (撮影・須田 麻祐子)
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 16日に出場選手登録を抹消された阪神・湯浅が、鳴尾浜球場でリハビリを開始した。17日に検査を受け、骨やじん帯は痛めていないことが判明。張りが出ていたのは右前腕部であることも明かした。

 「肘というより前腕が強く張っていますし、体全体に疲れとか張りもある。じん帯とか骨とかではないので、状態を見ながら上げていければ」。昨年6月も同箇所に張りが出て離脱したが「昨年より張りが強い。しっかりリフレッシュできるように」と説明した。

 この日はノースロー調整でランニングなどのメニューを消化。2軍を視察した藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(SA)と話し込む場面もあった。スローイング再開や実戦復帰のメドは立っておらず、本人も「(スローイングは)自分の中でいけると思ったらやりますし、何日間とかは決めずに。最短10日では戻るつもりではいますけど、張りとか見ながらやろうと思う」と慎重。まずは、患部に不安のない状態に戻すことを最優先にしていく。

 「ケアしながら、下半身とか追い込めるところは追い込んで。状態を上げてチームの力になれるように」。“小休止”を経ての再上昇を期した。(遠藤 礼)

《藤川球児SA視察で、湯浅らに助言》
 藤川SAが2軍の鳴尾浜球場を視察し、その一環で湯浅と浜地にもアドバイスを送った。「去年働いた選手は、春先はどうしても沈む。あまり変えない方がいいんじゃないかと、個別にアドバイスをした」。選手、首脳陣と連携を取るために今後も訪問予定で「結構来ると思いますよ。選手もコーチに言いづらい部分がある。(自分との)信頼関係の中で少し(助言を)できれば」とサポートを誓った。

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2023年4月19日のニュース