巨人 神宮の仁義なき打ち合い再戦、初戦を10―8で制す 先月は3戦で両軍合計67点 連敗5で止まる

[ 2022年7月18日 21:43 ]

セ・リーグ   巨人10―8ヤクルト ( 2022年7月18日    神宮 )

<ヤ・巨>9回、勝ち越し2ランの丸(8)らを迎える原監督(左から2人目)=撮影・村上 大輔
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 巨人は両軍合わせて7本塁打を含む30安打が飛び交ったヤクルトとの壮絶な打ち合いを10―8で制し、今季2度目のワースト連敗を5でストップ。最大11あった貯金を吐き出して4年ぶりの借金4を抱えていたが、借金3とし、4年ぶりの5位転落から一夜で4位に浮上した。

 エース菅野が初回、オスナに10号満塁アーチを被弾し、いきなり4点のビハインド。チームは15日の広島戦(東京D)から4試合連続満塁アーチ被弾という不名誉なプロ野球新記録樹立と不穏な立ち上がりとなった。

 だが、打線が奮起して前回の神宮決戦(6月24~26日、3戦で両軍合わせて67点)に続いて壮絶な打ち合いに持ち込んだ。巨人は0―4で迎えた2回にポランコの14号2ランで2点差とし、3回には丸とウォーカーの適時打で同点としてから中田の2戦連発となる11号2ランで勝ち越し。その後も激しい点の取り合いで、菅野が7回途中10安打7失点で降板した後の7回に高梨、赤星のリリーフ陣が打たれて8―8の同点。だが、9回に中15日での登板となった相手守護神マクガフから先頭・北村が中前打を放った後、丸が勝ち越しの19号2ラン。最後は守護神・大勢が7月5日のヤクルト戦(東京D)以来となる今季25セーブ目を挙げて逃げ切った。

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