阪神に大山が帰ってくる 18日1軍GO流 矢野監督明言広島戦「連れていく」

[ 2022年7月18日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神7―0中日 ( 2022年7月17日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・中>4回から代打で途中出場し、一塁守備についた大山(手前)(撮影・後藤 正志)
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 阪神・大山が17日、ウエスタン・中日戦で12日の巨人戦以来、5日ぶりに実戦復帰を果たした。近親者の新型コロナウイルス陽性判定を受けて濃厚接触者となり、特例2022の対象選手として13日に出場選手登録を抹消。この日陰性が確認されて2軍に合流した。18日の敵地・広島戦で1軍合流し、昇格する見込みとなった。

 「(実戦)期間が空いていたので、思うように(体が)動かないところもありますけど、こればっかりは仕方がないこと。しっかりと戻していきたい」

 4回先頭で原口の代打として登場し、左腕・岡田の前に見逃し三振。6回の2打席目も田島に二ゴロに打ち取られたが、8回1死一塁で迎えた第3打席で見せ場をつくった。右腕・マルクに2球で追い込まれながらも粘り、13球目を見極めて四球で出塁。左翼ポール際への特大ファウルを放つなどブランクを感じさせないスイングを披露し、一塁守備でも軽快な動きを見せた。

 矢野監督は1軍の中日戦後「(大山)悠輔と(2軍戦に)出た感じで相談しようかと話していた。大丈夫ということなんで、明日(18日)から連れて行きます」と明言。「離脱してからも(1軍に)戻った時にどうしたらいいかを考えている」と語る主軸が、再び打線をけん引する。(阪井 日向)

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