オリックスの“楽天キラー”田嶋、4位浮上導く5回2失点6勝 抜群の相性!3年越し無傷の5連勝

[ 2022年7月18日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス7-3楽天 ( 2022年7月17日    楽天生命 )

<楽・オ>5回2失点で6勝目を挙げた田嶋(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスが投打で“キラー”ぶりを発揮した。左腕・田嶋が5回2失点で6勝目。これで楽天戦は20年11月5日から、12試合で無傷5連勝を飾った。

 「リズムのよくない投球になってしまった中で、なんとか5回まで投げられたのは、野手陣が序盤から得点を重ねてくれたおかげだと思います」

 制球に苦しんだ。打者26人にフルカウント7度など4与四球。武器のクロスファイアも決まらず、先発79試合目でプロ初の奪三振0だった。それでも、スライダーやフォークなどを織り交ぜて要所を締めた。屋外球場では昨年9月16日の楽天生命から7連勝。好相性が白星を引き寄せた。

 打線は初回に先制点を含む2得点、2回にも加点して先発・辛島を6失点KO。先発左腕に対しては、5月10日の日本ハム・加藤を皮切りに交流戦を除いて同一リーグ10連勝とした。

 21日ぶりの4位浮上に中嶋監督は、「いい田嶋ではなかったけど粘って勝ちが付いたのはよかった。(5回は満塁機で)ゼロで終わるのとでは全然違う。あの(2得点)点は大きかった」とたたえた。(湯澤 涼)

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2022年7月18日のニュース