ヤクルト2年ぶり5連敗 中14日サイスニードが乱調5失点 緊急昇格のサンタナは緩慢守備

[ 2022年7月18日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―10DeNA ( 2022年7月17日    横浜 )

<D・ヤ>3回、DeNAに同点とされマウンドのサイスニード(中央)のもとにナインらが集まる(撮影・会津 智海)
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 暗雲を振り払えない。逆転負けで20年10月以来2年ぶり5連敗のヤクルト。貯金22で首位独走は変わらないが、新型コロナウイルスの集団感染後は4戦全敗と、試練の時が訪れている。

 山田や青木ら主力が多数離脱し、高津監督の姿もない。大きな戦力ダウンの中、米国で左膝半月板のクリーニング手術を受け、2日に再来日していたサンタナを緊急昇格させ「5番・右翼」でスタメン起用。2点を先制した初回には遊撃内野安打で激走し、流れを引き寄せたかに見えた。「あの全力疾走はチームが開幕からやってきたこと」と松元監督代行も評価。ただ、久しぶりの右翼守備で緩慢なプレーが3回の4失点につながった。

 先発のサイスニードは、降雨と集団感染による中止で、予告先発された登板が7日間で4度も流れる不運。中14日のマウンドは4回8安打5失点で、難しい調整を強いられた影響は明らかだった。きょう18日から本拠地へ戻って巨人戦。「神宮に戻って、いい野球ができるよう頑張りたい」。松元監督代行はそう前を向いた。(秋村 誠人)

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2022年7月18日のニュース