5位転落の巨人 “常総のバレンティン”20歳菊田が1軍初昇格 前日5四球5失点の高橋を登録抹消

[ 2022年7月18日 16:46 ]

巨人・菊田拡和
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 日本野球機構(NPB)は18日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、前日4年ぶりの5位に転落した巨人は4年目左腕の高橋優貴投手(25)を抹消して菊田拡和内野手(20)を登録した。菊田はプロ3年目で初の1軍昇格。

 菊田は常総学院から2019年ドラフト3位で巨人入り。高校時代は「常総のバレンティン」と呼ばれた右のスラッガーで、高校通算58本塁打をマークした。今季イースタン・リーグではここまで77試合に出場して打率・251(275打数69安打)、4本塁打、31打点の数字を残している。この日のヤクルト戦(神宮)の試合前練習では三塁でノックを受け、フリー打撃では鋭い当たりを飛ばした。

 昨季チーム最多の11勝を挙げた高橋は17日に出場選手登録され、同日の広島戦(東京D)で今季6度目の先発登板。3回までに4点の援護をもらいながら押し出しを含む5四球と課題の制球難を露呈し、4回途中2安打5失点で今季5敗目(1勝)を喫していた。4月20日の広島戦(東京D)で今季初勝利をマークしたが、その時は3番手としての登板で先発では今季未勝利となっている。

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2022年7月18日のニュース