レッドソックス・沢村 好調継続の理由 ポイントは「試合までの過程の段階」

[ 2022年7月18日 06:00 ]

レッドソックス沢村(AP)
Photo By AP

 レッドソックスの沢村拓一投手(34)が好調を継続している。16日(日本時間17日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦で1―10で迎えた7回に4番手として登板。1回を無安打無失点に抑えた。先頭打者に四球を許し、「試合に入っていくのがとても難しかった」。それでも、最速97マイル(約156キロ)の速球を軸にカイナーファレファ、トレビノをいずれも三ゴロ、代打・ゴンサレスを右飛に封じた。チームが1―14と大敗した中でも、無難に仕事を果たした。

 5月30日以降は1点台の防御率を残し、特に直近の8登板で自責点はわずか2。防御率は2・62となった。ただ、数字と投球の出来は必ずしも比例するわけではないという。「試合までの過程の段階でやるべきことを果たし、備えていくだけ。ボールが離れてからの結果は知らねえよ、っていうくらいの気持ち。アウトコースにきっちり投げても打たれる世界なんだから」と、独特の沢村節で準備の大切さを強調していた。 (杉浦大介通信員)

続きを表示

2022年7月18日のニュース