巨人が不名誉なプロ野球新記録を樹立 4試合連続満塁アーチ被弾 菅野は6年ぶり2本目、初回満弾被弾は初

[ 2022年7月18日 18:50 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年7月18日    神宮 )

<ヤ・巨>初回、オスナ(左)に満塁弾を浴びた菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人が18日に行われたヤクルト戦(神宮)でプロ野球史上初の4試合連続満塁アーチ被弾という不名誉な記録を樹立した。

 ともに今季ワースト5連敗中という首位ヤクルトとの対戦。悲劇の瞬間はいきなり初回に訪れた。46日ぶり今季7勝目を目指して先発マウンドに上がったエースの菅野智之投手(32)だったが、2死を取った後に太田に左中間二塁打されると、4番・村上との対決はフルカウントからの10球目、外角低めへの直球がボールと判定されて四球。ベンチに帰りかけていた菅野は不服そうな表情を浮かべた。

 すると、続くサンタナを2者連続四球で歩かせて2死満塁。ここで打席に入った6番のオスナにカウント2―2から投げた5球目、外角高め直球を右翼スタンドに叩き込まれた。

 巨人は15日の広島戦(東京D)で2―2で迎えた延長11回に7番手右腕・菊地が磯村に2号満塁アーチを被弾して3―6で敗戦。16日の同戦では3回に2番手左腕・戸根が長野に2打席連発となる2号満塁アーチを被弾し、4―11で敗れた。17日の同戦では2番手右腕・鍬原が4回、代打・堂林に5号満塁アーチを被弾して5―10で敗れ、今季ワーストタイの5連敗。4年ぶりの5位に転落していた。

 3試合連続満塁アーチ被弾はプロ野球タイ記録だったが、これでついに不名誉なプロ野球新記録となった。菅野の満塁弾被弾は2016年6月24日のDeNA戦(横浜)で3回に桑原から被弾して以来6年ぶり通算2本目。初回の被弾は自身初となった。なお、今季ここまで満塁では7打数0安打に抑えていた。

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2022年7月18日のニュース