巨人また投壊5連敗 四球から崩れ高橋4回途中KO 代わった鍬原が満塁被弾

[ 2022年7月18日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―10広島 ( 2022年7月17日    東京D )

<巨・広>4回、磯村に押し出し四球を与え、厳しい表情の高橋(中央)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人が18年7月7日以来の5位に転落した。今季ワーストタイの5連敗で借金4。四球は投手の失策といわれるように、先発の高橋は3回までは無安打無失点で序盤に4点の援護をもらったが、4回に四球から崩れた。

 二塁打2本で1点を失い、連続四球で1死満塁に。8番磯村に押し出し四球を与えて降板した。代わった鍬原が代打・堂林に逆転満塁本塁打を浴びた。3試合連続で満塁弾を許すのは球団初の屈辱。3回1/3を2安打5四球5失点で5敗目の高橋は「先発の役割を果たせず申し訳ない」とうなだれた。

 投手陣は被安打6ながら9四球を与え、今季初の2試合連続2桁失点となる10失点。この3連戦で計27失点と投壊した。5連敗中は計43失点で、投手陣の整備は急務。原監督は「選手は一生懸命やっている。私とコーチ陣の指導が悪いということ。受け止めて、しっかり指導していく」と言った。289与四球はリーグワースト。抜け出せないトンネルの中で、課題は積み上がるばかりだ。(川島 毅洋)

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2022年7月18日のニュース