阪神・矢野監督 2軍調整の糸井は「後半戦のスタートには戻ってきてもらう」

[ 2022年7月18日 19:07 ]

<広・神 雨天中止>選手の動きをみる矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 18日広島戦(マツダスタジアム)の雨天中止を受け、阪神・矢野耀大監督(53)は「考えたって仕方ない。良いように考えた方が、良いんじゃないの」と前向きに捉えた。

 この日は近親者の新型コロナウイルス陽性判定を受けて濃厚接触者となり、13日に特例2022対象選手として登録抹消となっていた大山を昇格即「5番・一塁」で、スタメン起用する予定だった。指揮官は「本人と相談した中で大丈夫だということやった。行けると判断して」と説明。続けて「もちろん(大山)悠輔が頑張ってくれるに越したことはないけど、まずは他のメンバーで頑張って…というところで、悠輔には気楽というわけにはいかないけど、やらせてあげる方がいいんじゃいかなと思う」と復帰直後の主砲への負担を軽減すべく、打線の奮起に期待を寄せた。

 また、出場選手登録を抹消した糸井については、前向きな2軍調整であることを強調。「ちょっと調子が下がった中で、(糸井)嘉男は、どうしても最後の良いところで(使いたい)という風になると、試合で(打席に)立つ機会がなかった」と1軍での出場機会減を理由に挙げ、「本人とも話して今やからそういう(試したり、実戦出場機会を増やす)時間が取れるんじゃないかという話をして。いろいろ試して後半戦に備えた方が良いんじゃないのと」と話し合いの一端を明かした。今後は「後半戦のスタートの時には戻ってきてもらう」と球宴ブレークを挟んでリーグ戦が再開される29日から再昇格させる方針だ。

 この日、先発機会が流れたドラフト3位ルーキー・桐敷については「中に入れようかなと思っている」と、19日の試合でブルペン待機させる考えを示した。

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2022年7月18日のニュース