中日、ワカマツ&後藤の新戦力起用も天敵・ガンケルに1得点　立浪監督「少ない好機を生かさないと」

セ・リーグ   中日1―3阪神 （ 2022年7月17日    甲子園 ）

＜神・中＞5回無死、左飛に倒れるワカマツ。ユニホームが間に合わず背番号210のまま出場（撮影・北條　貴史）
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　中日は新戦力を積極起用した打線が不発に終わり負け越した。昨季3戦全敗で対戦防御率0・46と苦手のガンケルに今季初対戦でも8回3安打1得点と封じられ、立浪監督は「少ない球数で8回まで投げさせてしまった。今の打線は少ない好機を生かさないと勝てない」と渋い表情だった。

　前夜の試合で右脇腹を痛めた高橋周と左手違和感を訴えたA・マルティネスが登録を外れ、育成から急きょ支配下登録されたワカマツを「5番・三塁」、オリックスから移籍後初昇格の後藤を「6番・中堅」で起用。2点劣勢の8回にはワカマツの四球と後藤の移籍後初安打となる右前打などで1死満塁としたが、代打・平田が見逃し三振、大島がニゴロに倒れて逃した。

　指揮官は「ワカマツは、これから伸びしろのある選手。後藤も大事な場面でつないでくれた」と評価した。