広島、執念の継投策　中継ぎに配置転換の九里が2番手で流れ引き戻す3回1失点の力投

セ・リーグ   広島10－5巨人 （ 2022年7月17日    東京D ）

＜巨・広＞2番手として登板した九里（撮影・河野　光希）
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　広島が執念の継投策でリードを守り抜いた。先発の野村が4失点し、4回の攻撃で代打を送られて交代。2番手には今回の3連戦から中継ぎに配置転換された九里が登板し、3回1失点の力投で流れを引き戻した。回またぎした5回からの2イニングは無安打。6月2日の日本ハム戦以来となる4勝目を手にし「初回は少し力が入って思った通りに投げられないところもあった。2回以降はある程度投げられた」とうなずいた。

　7回はターリーが2奪三振で3者凡退に抑えると、9―5の8回からは森浦、栗林と勝ち継投の2人をつぎ込んで5回以降を無失点でつないだ。佐々岡監督は「亜蓮（九里）の調子が上がってこないから、少し中（継ぎ）にしようというところ。気合の入り方や勝ち星がついたことで変わってくるだろう」と九里の復調に期待した。