巨人ウォーカーがまたしてもビッグプレー! ダイビングキャッチに菅野も感謝 バットでは同点打

[ 2022年7月18日 19:46 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年7月18日    神宮 )

<ヤ・巨>3回、石川の左飛を捕球するウォーカー(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(30=米国)がヤクルト戦(神宮)でまたも守備でビッグプレーを披露した。

 「5番・左翼」で先発出場。6―4で迎えた3回だった。先発右腕・菅野が先頭のサンタナに左越え5号ソロを浴びて6―5と1点差に迫られ、なおも2死一塁。ここで初回の第1打席で右前打を放っている相手先発左腕・石川が打席に入った。

 そして、石川は菅野の真ん中高め146キロ直球を捉え、打球は左翼へ。左前に落ちてもおかしくない打球だったが、全力疾走で前進してきたウォーカーはこれを落下直前にダイビングキャッチ。グラブの先からこぼれそうになったボールを最後まで離さず捕球してこの回の3アウト目をものにした。

 抜けていればさらにピンチが広がるところだったが、このスーパープレーで命拾いした菅野はグラブを叩いて喜び、ウォーカーに感謝していた。

 開幕から守備に難があるとされてきたウォーカーだったが、昨季まで現役だった“名手”亀井善行外野守備兼走塁コーチ(39)と重ねてきた連日の特訓が実を結び、ここへきて好守連発。6月28日の中日戦(山形)は走者の本塁生還を2度阻止し、来日初補殺から一気に2補殺としていたが、前日17日の広島戦(東京D)でも好捕を連発していた。

 なお、バットも17日の広島戦で27打席ぶり安打となる左翼ポール直撃の18号2ランを放っていたが、この日は3回の第2打席で左中間へ同点の適時二塁打を放ち、中田の11号2ランで勝ち越しのホームを踏んでいる。

 ▼ウォーカー 打ったのはシュートです。初球からゾーン内にきたボールを積極的にいこうと思っていました。マルが一塁から激走で還ってきてくれてうれしかったよ。

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