東芝のエース吉村 春に続き都市対抗野球でも頂点狙う!12年ぶり8度目V導く

[ 2022年7月18日 05:30 ]

東芝・吉村は大会制覇へ闘志を燃やす
Photo By スポニチ

 第93回都市対抗野球大会(スポニチ後援)が18日、東京ドームで開幕する。大会は12日間で決勝は29日。東京五輪・パラリンピックのため過去2年は11~12月に行われ、3年ぶりに従来の夏開催となった。東芝(川崎市)はエース吉村貢司郎(こうじろう=24)が今春のスポニチ大会に続き、チームを12年ぶり8度目の頂点に導くと力を込めた。

 東芝の吉村が社会人集大成のマウンドに挑む。「去年はチームが出場できず悔しかった。今年は東芝として優勝を目指します」。国学院大から入社3年目。昨年の東芝は西関東予選に敗れ、ENEOSの補強選手として8強進出に貢献も心底喜ぶことはできなかった。制球の大切さを再確認した今春のスポニチ大会決勝・JR九州戦で6安打完封。「ドームで(自己最速の)153キロを超えたいけど、まず試合をつくる投球ができれば」とフォア・ザ・チームを誓った。

 ≪東京ガス・益田 大会連覇へ「最後まで貢献」≫史上6チーム目(7度目)の大会連覇に挑む東京ガスのキーマンが153キロ右腕・益田だ。ルーキーイヤーの昨年は自己最速タイを計測し初勝利も、準々決勝・ENEOS戦前のブルペンで左脇腹を痛め、わずか1球で降板する屈辱を味わった。「常に100%で投げるのではなく、落ち着いて投げるペースが分かってきた。今年は最後までチームに貢献する」と語気を強めた。

続きを表示

2022年7月18日のニュース