日本ハム・新庄監督8連勝ならず12球団最速50敗も9回猛攻にご満悦「連勝したようなもんでしょ」

[ 2022年7月18日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―4西武 ( 2022年7月17日    札幌D )

<日・西>9回、野村が右飛に倒れ連勝が止まった新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 9回2死走者なしから3連打の驚異の粘りも1点及ばず、日本ハムの連勝は7で止まった。新庄監督は球団の新人監督単独最多となる8連勝はならず、12球団最速で50敗に達したが「勝ち試合より面白いくらい。連勝したようなもんでしょ」とまるで勝ったかのように明るく振る舞った。

 「粘りが出てきているのがめちゃくちゃうれしい」と評価したのが、2点を追う9回だった。終了まであと1死の土俵際から、代打・ヌニエス、松本剛の連打で一、三塁。上川畑が平良のファーストストライクの157キロ直球を引っ張り、適時二塁打で1点差に迫った。近藤が申告敬遠され、なおも満塁から野村が右翼へライナー性の打球を放ったが、右翼・川越の正面。指揮官も「惜しかった」と頭を抱え悔しがった。

 試合前にエース右腕・上沢が右足中指骨折で長期離脱することが判明。サヨナラ勝利していればそんなショックも吹き飛ばす劇的勝利となったが、あと一歩及ばなかった。(東尾 洋樹)

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2022年7月18日のニュース