日本ハム・谷内　プロ10年目で初のサヨナラ打！「“抜けてくれ！”と思ってました」

交流戦   日本ハム2ー1中日 （ 2022年6月10日    札幌D ）

ガッツポーズで写真に納まる谷内（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムは1―1の延長11回に9回から途中出場した谷内のサヨナラ打で勝利を飾った。

　1―1で迎えた延長11回2死二塁のチャンスで打席が回ってきた谷内。「自分で決めるとかではなく何とか後ろに繋いで最後は勝てるようにという気持ちで打席に入りました」と振り返り、中日のロドリゲスが投じた2球目をセンターへはじき返した。

　「自分の打球なので“うわっ！捕れるかな”と思ったんですけど“抜けてくれ！”と思ってました」とプロ10年目で初のサヨナラ打を振り返る。ナインに祝福された時には「こんな感じなんだっていう気持ちでした。でもとても感動した気持ちです」と語った。

　先発の上沢が9回1失点の力投を見せたが勝ちを付けられなかった。「上沢が本当に良いピッチングをしていたので代打で出た時は何とか上沢に勝ちを付けてあげたいと思ったんですけどそれは残念ながら叶わず。でもチームが勝てるように集中力を持って戦っていました」とチームの勝利のために戦った結果、サヨナラ勝利を呼び込んだ。

　最後に「交流戦あと2試合全部勝って終わりたいと思います」と残る交流戦へ意気込んだ。