広島 スカッと“一発攻勢”で快勝! 球団の不名誉記録も回避 借金もおさらば、野村も2年ぶり勝利

[ 2022年6月10日 21:15 ]

交流戦   広島6-3西武 ( 2022年6月10日    ベルーナD )

<西・広>6回、ソロを放ちナインに出迎えられる坂倉(右奥)(撮影・久冨木 修)     
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 広島は10日、西武戦に6-3で逆転勝ちし、連敗を「2」でストップ。一夜にして“借金生活”も脱出した。

 先発の野村が初回に山川に先制2ランを被弾したが、打線がすぐさま反撃した。3回に同点、4回には堂林の適時打で一時勝ち越しに成功。再び同点となった5回には菊池涼に一発が飛び出した。

 チームは5月22日の中日戦で堂林が3号を放って以来、15試合で本塁打が出ておらず、交流戦はここまで本塁打0。交流戦で本塁打なしに終われば史上初の珍事だったが、16試合目で不名誉記録から回避した。また、54年4月21日から5月13日にかけて記録した「16試合本塁打なし」の球団最長記録に68年ぶりに並びかける直前で回避した。

 “値千金”の一発の後には、6回に坂倉の4号ソロも飛び出してリード。7回には菊池涼の適時打も出て、6イニング連続得点で西武を突き放した。

 先発の野村は6回途中3失点(自責2)で今季初勝利。20年9月30日の巨人戦以来、2年ぶりの白星を手にした。投打ともに良いこと尽くめで、広島ファンには溜飲が下がる一戦となった。

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