巨人 立岡の出場選手登録を抹消 前夜の西武戦で守備中に交錯、担架で退場 左膝前十字じん帯損傷と判明

[ 2022年6月10日 16:12 ]

<西・巨3>交錯する丸(上)と立岡(撮影・尾崎 有希)
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 日本野球機構(NPB)は10日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は立岡宗一郎外野手(32)を抹消して八百板卓丸外野手(25)を登録した。立岡は前日9日に行われた西武戦(ベルーナD)の守備中にチームメートの丸佳浩外野手(33)と交錯して担架で運ばれ、10日に左膝前十字じん帯損傷と診断された。

 立岡は西武戦に「8番・右翼」で先発出場。4―2で迎えた9回だった。守護神・大勢が1死からオグレディに一発を浴びて1点差に迫られ、続く外崎が初球を打ち上げた打球は右中間へ飛んだ。これを追った中堅・丸と右翼・立岡が交錯。捕球した丸は体勢を崩しながらもボールを離さず2死となった。だが、丸と交錯した立岡は起き上がれず。左膝付近を痛めたもようで、スタンドが騒然となるなか、担架で退場となった。立岡のアクシデントにより、左翼を守っていた重信が急きょ右翼へ。左翼には増田大が入ったが、大勢が代打・若林を空振り三振に仕留めて試合終了となった。

 立岡は4月9日のヤクルト戦(東京D)で延長10回に梅野から放った今季初安打がプロ14年目で自身初となるサヨナラ弾。5月20日の阪神戦(甲子園)では延長12回に決勝打を放って今季両リーグ最長5時3分の死闘に決着をつけた。西武戦でも7回に貴重な追加点となる中前適時打を放っていた。

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2022年6月10日のニュース