日本ハム・根本が無四球投球に手応え 次戦こそプロ2勝目だ

[ 2022年6月10日 06:00 ]

交流戦   日本ハム2-4DeNA ( 2022年6月9日    札幌D )

<日・D>力投する先発の根本(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・根本は1球に泣いた。逆転した直後の5回、1死から桑原に高めに浮いたスライダーを左翼席に運ばれる痛恨の同点ソロを被弾。5回6安打2失点の粘投もプロ2勝目を逃し「点数を取ってもらった後に(カウントを)取りにいったボールが高かった」と失投を悔やんだ。

 右打者7人が並ぶDeNA打線に対し、3回まで完全投球を披露。右打者の内角を突く今季最速タイの147キロ直球がさえたが、打順が2巡目に入った4回に4安打を浴びて先制点を許した。「2巡目は打者も対応してくるので、そこでしっかり抑える投球をしたい」と課題を口にした。

 初勝利した先月29日の巨人戦は同じ5回で3四死球を与えたが、この日は無四球。初勝利後は2軍で投球フォームを再確認し、より力みをなくしてきた成果が形となって表れた。「四球がなかったのは凄く良かった。うまく(前回から)修正できたかな」と手応えを口にし、次戦での2勝目を見据えていた。(清藤 駿太)

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2022年6月10日のニュース